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桃色フラワー。

by gogomon


スカートが短いと品がないと嘆く。

映画で性器が映ると映倫はぼかす。
テレビからは下品だと桃色番組が消えた。

僕はそもそも品行方正な人間ではないので、成人がなにをするのも、秩序を乱さない限りどうでもいいとは思うのだけど、いまはどうやら明るい場所からは、そういうものは消す方向にあるようだ。


一方で花なんてものは、美しいと言われる。

華道やフラワーコーディネーター、フラワーエッセンスだ、フラワーアレンジメントだ、なんだかよろしい趣味や、仕事とされる。花を愛する女子は異性受けも良いだろう。


花を持つ植物は生物の歴史の中で比較的新しい種類だ。
それまで植物は裸子植物で、大きな体だが奥ゆかしい存在だった。
恐竜が滅んだ6500万年ほど前から花をつける顕花植物が優勢になった。
昆虫も、この頃から数が増え始めた。


花は植物の性器だ。

だから、この世に神様がいるとしたらかなりの野心作なのだ。
だって、種のメインが性器だなんて。あれ、裸子花の世界では「あいつら下品過ぎない?」って、ドン引きされているはずだ。


花は性器をおっ広げて、アピールしている。

メイプルソープやアラーキーはそれとして撮っている。
見てる我々はちゃんとわかってるんだろうか。

我々人間は、植物からするとかなりトチ狂っていて、植物の性器を育て、性器を愛で、性器を飾っている。花咲か爺さんなんて、色情狂みたいな話だ。


「世界で1つだけの花」もオンリーワンの性器になれと歌う。
時折、花に音楽を聴かせるとか言ってる人がいるけど、性器に音楽聞かせてるわけで、せめて花の登場する歌はやめてもらいたい。


「星の王子さま」なんて、唯一の友人が花で、その花と会話する話なんだけど、少年がちんぽこと話をするなんて、思春期の葛藤か。

僕らの暮らしに性器で溢れている。

それなのに映画でおっさんのちんちんをぼかすだなんて、

僕はボカシを見るたびに、

桜の下満開の花見をしている我々の姿を思い出す。


gogomon
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